急性期病院で働きたい!病院薬剤師への転職は難しい?

急性期病院で薬剤師として活躍したい

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医師や看護師と共に医療チームの一員として臨床の場で活躍したいと考え、
病院薬剤師に憧れる人も少なくありません。

 

しかし、一般に薬局から病院への転職は難しいと言われています。
実際のところはどうなのでしょうか。

 

中途採用で病院の薬剤部へ転職したい場合は、どうすればいいのかをまとめてみました。

 

 

病院薬剤師の求人は実はたくさんある

 

転職サイトで病院薬剤師の求人の検索をしてみると、
実はたくさんの求人が出てきます。

 

しかし、ひとことに病院と言っても、さまざまな種類があります。
大きく分けると「急性期病院」「慢性期病院」「混合型病院」の3種類です。

 

急性期病院 急な病気や怪我、重篤な症状の患者さんに対して入院や手術、検査など高度で専門的な医療を行う病院
慢性期病院 状態は安定しているものの継続的な治療を行うため、長期入院をするための病院
混合型病院(ケアミックス) 急性期病院と慢性期病院の両方が組み合わされている

 

 

医療ドラマに出てくるような、医師や看護師と医療チームに関わったり、
専門的な最先端の医療や治験などをしたいと考える場合は、急性期病院の話になります。

 

慢性期病院は、症状が安定した患者さんなので、ほぼ決まった薬が毎日処方されます。
急性期病院より落ち着いて仕事ができ、慌ただしさはありません。

 

通常、求人で募集が出ているのは、慢性期病院であることがほとんどです。

 

そういったものは、勤務時間が9:00〜17:00など夜勤がない
病床数200床以下の中小病院であることが多いです。

 

 

急性期病院の求人はあるのか?

 

一般的に、「病院への転職は難しい」と言われるのは、
急性期病院への転職のことをさしています。

 

実際、急性期病院の求人は多くありません。
正社員は新卒薬剤師で募集することが多く、中途採用の場合、契約社員やパートが主流となっているようです。

 

もしくは、欠員が出た場合に採用枠ができる場合があります。
このタイミングをいかにキャッチできるかが急性期病院への転職のポイントになります。

 

病院の欠員状況をいち早くキャッチしているのは、
転職サイトのコンサルタントです。

 

病院で欠員が出ると、まず転職サイトに依頼がいくためです。

 

大学病院や大手の総合病院で働きたいと思っている人は、
転職サイトにまず登録しておくことが必要です。

 

また、1年を通して病院の欠員が出やすい時期は、3月です
新卒者で国家試験に落ちて入職できなくなる人が出ることがあるため、
急な募集が出る可能性が高くなります。

 

この時期は狙い目なので、それまでに転職サイトは登録しておきましょう
コンサルタントに相談しておけば、求人が出た時に教えてもらえます。

 

 

急性期病院に転職するためにやっておくこと

 

急性期病院は募集枠も少なく、希望する薬剤師も多いため、難易度は高くなります。
難関を突破するためには、事前準備が基本です。

 

病院の特徴を把握しておく

「なぜこの病院で働きたいのか」という志望動機をきちんと明確にする必要があります。
応募先のホームページはすべて目を通しておきましょう。

 

急性期病院の中には、「循環器が有名」「糖尿病外来に力を入れている」など
専門性のある病院もあります。
病院について情報収集をする際には、診療科についても詳しく調べておきましょう。

 

また、病院により身につけられるスキルも異なります。
専門薬剤師の育成など、取得したい資格がある場合は、
その環境について事前に確認が必要です。

 

 

病院に関係のある論文などをチェックしておく

大手の病院の場合、薬剤部長や薬剤部のスタッフが
学会で論文発表しているケースが多いです。

 

雑誌や論文で、どういったことに取り組んでいるのかを読み込んでおいて、
志望動機などにうまく盛り込みアピールできれば印象も良くなるはずです。

 

 

複数の転職サイトに登録する

転職サイトによって紹介できる求人情報が異なります。
そのため、1つの転職サイトだけに頼っていると、
応募チャンスを逃してしまうことも考えられます。

 

少なくとも3社に登録し、募集が出たときに教えてもらえるようにしておきましょう。

 

急性期病院への転職は、年齢が高くなるほど採用されにくくなります。
30歳を超えると難しくなりますので、早めに活動を始めるようにしましょう。

 

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