薬剤師の海外留学とワーキングホリデー

薬剤師の海外留学とワーキングホリデー

 

薬剤師で海外語学留学やワーキングホリデーに興味がある人はとても多いです。
転職サイトのコンサルタントの人も英語学習をしている薬剤師が多いと言われてました。

 

 

私も海外が好きな薬剤師のひとりです。
薬局や病院では長期休みは取れなかったので、
新しい職場へ転職前の有給消化期間中に
1週間の超短期留学でロンドン、サンフランシスコなどに行ってました。

 

 

海外で薬剤師として働きたい場合は、その国で薬剤師免許を取得する必要があります。
日本で取得した資格は、日本国内でしか通用しません。

 

 

今回は、海外で薬剤師として働く場合についてではなく、
語学留学としての海外留学についてまとめてみました。

 

 

 

 

薬剤師が海外留学する理由

 

一般的に薬剤師が海外留学するのは英語をマスターしたい!というのが多いと思います。
考えられる、2つのパターンを紹介します。

 

本気で英語を身につけたい

 

英語力を本格的にマスターしようと思ったら1年でも難しいと言えます。
3年くらいが目安です。

 

渡航前の英語学習によって、行ってからの成果も大きく異なるので、
事前に単語やセンテンスをしっかり覚えてから出発してください。

 

できれば、日本人がいないような街がおすすめです。
海外にいても日本人とばかり付き合っていると語学力は向上しません。

 

主要都市に滞在する場合、日本人留学生がたくさんいるでしょうが、
出来る限り日本人は避け、ネイティブと話す機会を自分から作ることがポイントです。

 

 

英語も勉強しつつ海外生活を楽しむ

 

私の場合はこちらでした。
しかも一週間という短期間だったので、午前中に語学学校の授業、
午後は観光というハードスケジュールの一週間を過ごしていました。

 

その場合でも事前の英語学習は重要です。

 

少ない期間で英語力を高めるには、事前準備が大きく影響します。
現地で使いそうな会話のセンテンスをたくさんピックアップして丸暗記していきました。

 

観光もしたいので、主要都市に滞在することが多いと思いますが、
その場合でも日本人とは極力かかわないようにする。
日本人同士で話すという意志が必要です。

 

 

薬剤師が海外留学するおすすめのタイミング

 

大学を卒業してすぐに海外留学やワーキングホリデーに行くのはおすすめしません。
新卒は、どの職場に入社するにしても一番有利だからです。
その特権を手放すのはもったいないです。

 

 

製薬会社や総合病院などは、中途になると経験者でない限り就職が難しくなります。
調剤薬局でも新卒で入社した方が教育をしっかり受けることができます。
新卒の段階ではまず就職をして、一通りの仕事を覚えてからがよいのではないでしょうか。

 

 

ワーキングホリデーは年齢制限があり、
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、イギリス、フランスなど
ほとんどの国は30歳です。
そのため、留学やワーキングホリデーに行くなら20代後半がよいのではないかと思います。

 

 

その方が帰国後の再就職もスムーズになります。

 

 

 

 

帰国して英語を使った薬剤師の仕事ができるか

 

海外留学やワーキングホリデーで身に付けた英語力を活かして
仕事をしたいと考える人もいるでしょう。
ただ、これは英語力がどの程度ついているかで、大きく変わってきます。

 

 

1年未満の留学では、仕事で使えるほどの英語力をつけることは難しいと言えます。
仕事で不自由なく英語を使うためには、相当なレベルの英語が必要です。

 

 

それも専門用語も使いこなせなければいけません。
海外の大学で学位を取るレベルでないとおそらく厳しいでしょう。

 

 

そこまでのレベルでなくても薬剤師で英語を活かせる職場としては、
製薬会社の学術職やCROなどです。

 

 

学術職やCROでは、副作用の収集や海外症例評価を行う際に、
海外の論文や臨床試験の資料を読む必要があります。
それらは、英語ですので英語の読解力が求められます。

 

 

外資系企業であれば、
海外の本社とのやりとりや上司への報告は英語のメールなどを使ったり、
電話でやりとりが必要な場面もあるでしょう。

 

⇒薬剤師が英語を活かせる仕事についてはコチラ

 

 

海外留学を迷っている薬剤師へ

 

海外留学、ワーキングホリデーに憧れるけど「仕事を辞めていくのは大丈夫かな?」と
不安な気持ちもあるでしょう。

 

 

帰国してからの仕事は、意外とどうにでもなるものです。
特に若いうちであれば、なおさらです。

 

 

今は、インターネットで転職サイトがどこにいても簡単に利用できます。
不安であれば事前に登録しておいて、
向こうでも情報が見れるようにしておくことも可能です。

 

 

コンサルタントさんから聞いた情報によると、
帰国する前に滞在先で面接先を選んで帰ってくる人もいるらしいです。

 

 

海外留学は何物にも代えがたい貴重な経験になることは間違いありません。
一度の人生ですので、海外留学をしてみたいという気持ちがあるのなら、
ぜひ挑戦してみることをおすすめします!

 

⇒海外に行く前に転職サイトを見てみる!

 

 


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