忙しすぎて休みが取れない 薬剤師の職場で多い悩み

忙しすぎて休みが取れない薬剤師の悩み

 

 

こんにちは。某大手調剤薬局で薬局長として働いています。

 

薬局長という立場上、多くの薬剤師の悩みを聞いてきました。

 

その経験を活かして、薬剤師さんの悩みに対する解決法を紹介しています!


薬剤師の転職理由の一つとして多いのが、「休みがとれない」ということです。

 

 

薬剤師の人数がギリギリの店舗だと、
休みを取るには代わりの人にお願いしないといけないので、
休みを取ることにストレスを感じる人もいるほどです。

 

 

まして、連休なんてほとんどなく、
旅行へも行けないという薬剤師も多いのではないでしょうか。

 

 

「薬剤師は休みが少ない職種」とあきらめている人も多いかもしれませんが、
決してそんなことはありません。

 

 

休みが充実している職場もちゃんと存在します。
今一度、今の職場を見直してみてください。

 

 

 

 

薬剤師の職場で休めないのはブラック企業?

 

「勤務中休憩時間もゆっくり取れない」、「毎日忙しく遅くまで残業がある」、
「休日もまともに取れない」という状態では、肉体的にも精神的にも疲れ果ててしまいます。

 

 

薬剤師の仕事はミスが許されない仕事であり、余裕をもって仕事をするのは大切なことです。
そういった環境を整えていないのは、会社の考え方や体制に問題があるとも言えます。

 

 

こんな場合は要注意です。

  • 体調が悪いのに人が足りないからと休ませてもらえない
  • 休日なのに出勤をさせられる
  • 人を増やして休みを取れるようにするといいながら変わらない
  • 休むと代わりに日に出勤させられる

 

 

薬剤師の年間休日数はどれくらい?

 

薬剤師が働く職場として、調剤薬局、ドラッグストア、病院、企業などさまざまあります。
職場によって平均的な年間休日数がことなります。

 

病院 105〜110日程度
調剤薬局 105〜120日
ドラッグストア 105〜120日
企業 120日以上

 

薬剤師の職場で一番年間休日が少ないのは病院で、
続いて調剤薬局やドラッグストア、大手の製薬会社は福利厚生が整っているので、
年間120日以上のお休みを取ることができます。

 

「年間休日数105日」のヒミツ

求人情報を見ると「年間休日105日」という求人をよく見かけます。
「105日」と聞くと中途半端な感じがしますが、この「105日」という数字には、意味があるんです。

 

労働基準法では、「休日は少なくとも毎週1日の休日か4週間を通じて4日以上の休日」と決まっています。それ以外に「労働時間は1日8時間、週40時間を超えてはいけない」という決まりもあります。

 

週40時間で1年(52週間)働くとすると、週40時間×52週=2080時間です。

 

ここで、先程の年間休日105日を思いだしてください。105日休むということは一年間で働く日は260日です。
1日8時間働いた場合、8時間×260日=2080時間

 

週40時間で1年間働いた場合と同じ時間です!つまり、年間休日105日は労働基準法における1日8時間労働での年間休日の最低日数です。

 

年間休日105日は多いのか?少ないのか?という点から考えると、少ないと言えるでしょう。

 

週休2日で1年間の52週を計算すると2日×52週=104日。
これでほぼ105日になってしまいますので、祝日も長期休暇もないことになります。

 

 

休みの多い薬剤師の職場に転職する

 

薬剤師の職種別の休日について見ていきます。

 

病院薬剤師

総合病院の場合、基本的には病院が開院している日中の業務がメインになります。
しかし、総合病院は24時間、休日や祝日も関係なく患者さんはいますので、
シフト制で夜勤ももちろんあります。

 

病院薬剤師は医療現場に近くやりがいのあるお仕事ではありますが、
「しっかり休みたい」「まとまった休みがほしい」場合には、
転職先としてはおすすめできません。

 

 

調剤薬局

診療所やクリニックに合わせて営業している調剤薬局の場合、
診療所に合わせて、休みは平日の一日と日曜日と土曜日の午後というケースがほとんどです。

 

総合病院の門前薬局の場合は、土日が休みになりますので、
完全土日休みを希望する場合にはおすすめです。

 

 

ドラッグストア

ドラッグストアは夜遅くまで営業しているところも多く、シフト制の勤務が多いです。
土日も店舗は空いているため、休日もシフト制になります。

 

大手のチェーンドラッグストアなどで、他店の薬剤師にヘルプで来てもらえる場合は、
比較的休みは取れる体制が整えられているところもあります。

 

 

企業薬剤師

企業薬剤師は通常、一般的なサラリーマンと同じく土日祝日休みという勤務形態です。
会社や仕事内容によっては残業があるとこともあります。

 

ただし、製薬会社でもMRは、取引先に合わせた勤務になるため、
定時があるわけれではありませんので、夜遅くまで仕事になることも多々あります。

 

 

休みが多い職場に転職の際に注意すること

 

規定通りに休みが取れているか

 

求人情報に年間休日120日と書かれていても、
実際にはそれだけの日数が休めないといったことも少なくありません。

 

休みの日に研修や勉強会などで、でなければいけないこともあります。
事前にどの程度の休みが取れるのかきちんと確認しておきましょう。

 

 

長期休暇は取れるか?

土日祝日が休みの調剤薬局や企業であれば
ゴールデンウィークや年末年始はカレンダー通り休むことがでできますが、
年中無休のドラッグストアやシフト制の調剤薬局ではそうはいきません。

 

薬剤師の人数に余裕があり、仕事をカバーできる状態であれば大丈夫ですが、
ギリギリの人数でやっている場合は難しくなります。

 

 

半休2回で1日休みになる

調剤薬局や病院などでは、半休2回を休日1日とされるところもあります。
連休でどこかに遊びに行きたいときなどに、これでは行くことができません。

 

また、半日は働いているため、ゆっくり休むことができず疲れが溜まりやすくなります。
休日の設定の仕方もきちんと確認しておく必要があります。

 

 

 

 

求人情報だけを見て決めると、いざ入職してから
「思っていたのと違って全然休めない!」ということになりかねません。

 

 

成功する転職には、事前の情報収集は非常に重要です。
そのためにも転職サイトのコンサルタントに相談するようにしましょう

 

 

実際に働いている薬剤師の情報から休みの取りやすさや職場の雰囲気など、
求人情報ではわからないさまざまな情報を教えてもらうことができます。

 

 

よい仕事をするためには、十分な休養が必ず必要です。
身体をしっかりやすめてプライベートも充実するからこそ、
薬剤師としての責任ある仕事ができるのだと思います。

 

 

今の職場の休日体制に疑問を感じたなら、一度転職サイトに相談してみてください。
いろんな情報を教えてもらえるはずです!

 

 

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登録は無料なので、転職のプロのアドバイスを聞いてみてはどうでしょうか。

 

 

 

 

求人先を訪問し内部情報を把握している

コンサルタントが求人先の内部情報を把握しているため、
休みの取りやすさ職場の雰囲気などを事前に教えてもらうことができるので、
転職後のミスマッチが起こりにくくなります

 

 

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