先輩にいつも怒られる新人薬剤師の悩み
こんにちは。某大手調剤薬局で薬局長として働いています。
薬局長という立場上、多くの薬剤師の悩みを聞いてきました。
その経験を活かして、薬剤師さんの悩みに対する解決法を紹介しています!
仕事で先輩に怒られた経験がある人は多いのではないでしょうか。
特に新人薬剤師は仕事に慣れず、
ミスをしてしまい先輩に怒られてしまうこともたくさんあるでしょう。
先輩薬剤師に怒られることが続くと自信がなくなりますよね。
誰でも初めから何でも出来る人はいません。
誰もが怒られながら、いろいろな経験をして成長していきます。
薬剤師は薬を扱い患者さんの身体に影響を与える責任ある仕事のため、
気を抜けない仕事です。
忙しい職場だと患者さんを待たせてはいけないという焦りで、
先輩薬剤師も忙しくイライラしていることも多いでしょう。
ちょっとした注意が、威圧的・高圧的に感じたり。
それが重なってくると怒られることがトラウマになり、悩む薬剤師も少なくありません。
薬剤師の職場で怒られる人と怒られない人の違い
怒られるのが好きな人はいないと思います。
できるだけ怒られないようにするのが対策のひとつです。
仕事で同じミスをしても
人によって怒られる具合が違うと感じることがあるのではないでしょうか。
よく怒られる人の傾向としては、
- 期限、約束を守らない
- 最後まで話を聞かずに、すぐに反論する
- 同じミスを繰り返す
- 人のせいにして反省しない
- ギリギリまで報告しない
怒られないようにするためには、
自分の態度も今一度見直すようにしましょう。
薬剤師が職場で怒られた場合の対処法
自分は間違っていないという思いがあると、つい反論したくなります。
しかし先輩の立場からすると、反論されるとさらに腹が立つものです。
たとえ自分が正しいと思っても、まず先輩の話を聞くようにしましょう。
反論しても自体がよくなる可能性は限りなく少ないのです。
同じようなミスを繰り返せば、また怒られます。
そのため、ミスしたときはしっかり反省し、自分の中で消化し繰り返さないようにします。
このとき、わからない部分があれば怖くても確認するようにしましょう。
聞かないで失敗するとまた怒られます。
何度も聞かないで済むように、メモを取りながら聞くようにしましょう。
自分のミスを認めずに人のせいにされると余計に腹がたちます。
他人の影響でミスしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、そんなときでも自分のどこが落ち度があったかもしれません。
自分どこが悪かったかを考え、次につなげることが大切です。
怒るということは気分のいいことではありません。
嫌な思いをしてでも「指導」してもらったことに対して、
感謝の気持ちを伝えましょう。
しっかり謝罪し反省した後で、
「ご指導いただきありがとうございます」ということを伝えましょう。
ただ怒っているだけの先輩薬剤師は要注意
先輩薬剤師があなたのことを思い指導する意味で、
叱っているのであれば、それは素直に聞かなければいけません。
しかし、ただ感情的に怒鳴られたり、
理不尽な怒られ方をする場合は、注意が必要です。
先輩薬剤師が怒っているのが、次のようなケースの場合
- 新人薬剤師をいじめるのが好きなだけ
- プライベートで嫌なことがあって八つ当たりしている
- 生理的に気に食わない
- 感情の浮き沈みが激しい
- ヒステリックになる
このような場合、あなたが成長できる環境とは考えにくいです。
怒られ続ける環境を我慢していると、体調を崩してしまう可能性もあります。
職場を変えるなどを行うようにしましょう。
先輩薬剤師に毎日怒られ続け、
動悸と呼吸困難など体調を崩してしまうケースもあります。
そのようなことになる前に、別の職場を探しましょう。
ただし、この場合にもひとつ注意点があります。
新しい職場でもまた理不尽な先輩がいるようであれば大変です。
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