やりがいがない、モチベーションが上がらないという新人薬剤師
こんにちは。某大手調剤薬局で薬局長として働いています。
薬局長という立場上、多くの薬剤師の悩みを聞いてきました。
その経験を活かして、薬剤師さんの悩みに対する解決法を紹介しています！
薬剤師の国家試験に合格し、「患者さんの役に立ちたい」と使命感を持って
憧れの薬剤師の仕事を始めた方も多いと思います。
しかし、毎日の仕事にやりがいを持って取り組んでいる人は少ないのではないでしょうか。
意味を感じられない仕事を毎日8時間以上も行うことは、とてもついらいものです。
ここでは、薬剤師が転職が考える理由のひとつである
やりがいを感じられないということについてご紹介しています。
やりがいを感じられないのはどんなとき？
薬剤師としてのやりがいを感じられなくなって、
「仕事を辞めたくなる」のはどんなときでしょうか。
- ルーチンワークで機械的に調剤だけをやっているとき
- 言われた通りの調剤しかできないとき
- 患者さんからクレームを受けたとき
- 雑用ばかりを任せられたとき
- 患者さんや医師からの質問に答えられないとき
忙しい業務の中では、処方のひとつひとつにゆっくり関わる時間もなく
慌ただしく機械的に調剤をこなすだけになっていまうことも多いと思います。
「大学で勉強したことが全然活かせていない」「薬剤師はただ薬を渡すだけなのか」
「薬剤師として医療現場に関われていないのではないか」
誰もが悩んだことがあるのでは、ないでしょうか。
私自身もそのように悩み苦しんだ時期がありました。
しかし、何が自分にとってもやりがいがある仕事かわからず悶々とする日々。
自分にとって「やりがいのある仕事」をわかっている人は実は少ないのかもしれません。
やりがいがある仕事とはどのようなものなのでしょうか。
やりがいのある仕事とは
やりがいのある仕事の見つけ方としていくつかあげてみましたので、
参考にしてみてください。
人は本当に好きで楽しい仕事をしているとき、
時間を忘れてそのことに没頭することができます。
もちろん楽しい仕事であってもうまくいかないときやストレスが貯まる事もあります。
しかし、つらいことでさえも「勉強になった」「次につながる」と考えられるかどうかです。
「年収」や「世間の評判」「社会的地位」といったものを基準に考えてしまうと、
自分の内側から湧く「楽しい」「仕事が好き」という気持ちに気付けなくなってしまいます。
薬剤師の仕事は、業種も職場も幅広く様々あります。
一見、華やかに見える仕事にも嫌な部分や面倒なこともたくさんあるものです。
今の仕事の中でどういったところに楽しさを感じられるか考えてみてください。
「この仕事は人の役にたっている」「自分の仕事には意味がある」
と感じられることは非常に重要です。
人から感謝されるということは、とっても大きな幸せを運んできてくれます。
人の役に立ちたいと思って薬剤師という仕事についた人も多いと思います。
病院薬剤師や調剤薬剤師の多くは、服薬指導など患者さんと触れ合うことで、
薬剤師としての存在意義を感じたり、やりがいを感じていると言われています。
私自身も病院や調剤薬局で患者さんから感謝の言葉を言われると
つらいときでもやっててよかったと思え、元気になることができました。
働き始めて数カ月であれば、患者さんと触れ合う機会も好きないかもしれません。
しかし、今後スキルアップしても患者さんと触れ合う機会がなさそうな職場であれば、
やりがいが感じるのは難しいと思います。
そういった場合は、思い切って環境を変えてみるのもひとつの方法です。
人から言われてやる仕事はやはり面白くないものです。
ルーチンの調剤業務にやりがいを感じられないのは、
調剤が受け身の仕事になっているからではないでしょうか。
調剤業務は、ただ処方箋に書かれた薬を集めるだけの業務ではありません。
処方箋からは、処方医の考えや患者さんのことなど様々な情報を読み取ることができます。
処方の間違いや相互作用など安全を確保する非常に重要な業務でもあるのです。
同じ仕事でも見方を変えてみると、やりがいを見いだせるかもしれませんね。
仕事が人生に占める割合はとても大きいものです。
1日8時間労働であれば、人生の1/3の時間を費やしていることになります。
そのため、仕事にやりがいを感じられるかで人生の満足度は大きく変わってきます。
今の仕事にやりがいを感じられそうになければ、
思い切って環境を変えてみることをおすすめします！
やりがいのある仕事は自分で見つける
やりがいのある仕事は人によって違うので、
一概にこれがやりがいのある仕事とは言うことはできません。
多くの人が自分に合う仕事が何なのか悩んでいるものです。
そのような場合、自分一人で悩まないでください。
自分ひとりの考えには限界があります。
客観的な意見をもらうことで、
思いも付かなかった仕事に出会える事もあるものです。
まずは、転職サイトのコンサルタントに相談することをおすすめします！
転職サイトのコンサルタントであれば、多くの人の転職相談を受けている経験から
さまざまなアドバイスをもらうことができます。
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