新規調剤薬局のオープニングスタッフで働く薬剤師のメリット

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心機一転新しい環境で仕事をしたいと考えたときに、
新規開業する薬局のオープニングスタッフで働くという選択肢もあります。

 

オープニングスタッフの求人は常にあるわけではなく、
経験したことのある薬剤師も少ないため、色々な疑問もあるかと思います。

 

 

薬剤師が新規開業する薬局のオープニングスタッフで働く
メリット・デメリットや求人の見つけ方などについてまとめました。

 

 

新規薬局のオープニングスタッフとして働くメリット

 

人間関係が一からスタートできる

これが一番の人気の理由です。
転職の際、新しい職場の人間関係や職場の雰囲気は気になるものです。

 

お局さんがいたり、派閥やグループなどすでに出来上がった薬剤師同士のつながりに
入っていくのは勇気がいるものですよね。

 

オープニングスタッフとして働く場合、薬剤師としての経験年数に違いはありますが、
その店舗での経験差はなく、全員が同時スタートです。
出来上がった複雑な人間関係がありません。

 

みんなで一緒にお店を作り上げるという点からも、仲間としての結束力が高まります。
わからないことがあったら助け合ったり、協力し合いながら働けるので
息苦しさを感じることなく働ける環境です。

 

 

新しい建物、最新設備で仕事ができる

昔ながらの店舗で働いていると、古い機械が導入されており、
業務に時間がかかり、イライラした経験もあるのではないでしょうか。

 

古いマシンや設備で働いていると、気持ちの上でも楽しくありませんし、
仕事の作業効率もよくありません。

 

慣れてしまうと気付きにくいものですが、毎日過ごす環境はとても重要です。
少しずつの積み重ねが、長いスパンで考えると大きな差になります。

 

 

新規開業の店舗であれば、新しい設備、最新の機器で仕事ができます。
最近の店舗は女性客を意識し、インテリアや内装にもこだわって設計されているので、
ピカピカの素敵な店舗で、気持ちよく働くことができます。

 

また、最新機器により作業効率がアップするので、業務の省力化にもつながります。
新しい物に囲まれてストレスなく働けるというのは、新規開業ならではの魅力です。

 

 

仕事の進め方も自分たちで構築できる

大手チェーン調剤であれば、手順やマニュアルを整備されています。
しかし、細かい部分は、現場で働く薬剤師が決めることになるので、
自分達の働きやすい環境を作ることができます。

 

業務フローや仕事の進め方を相談しながら作りあげられるのは、
オープニングスタッフならではの特権です。

 

 

新店舗をスタートするにあたっては、
一人の勤務薬剤師という立場だけでなく、
店舗全体としての運営側の目線で物事を考えることが求められます。

 

このような経験を通して、自分たちで作り上げる楽しさだけでなく、
広い視野で物事を考える力を身につけることができるでしょう。

 

オープニングスタッフとして働くことは、貴重な経験ですし、
スキルアップと同時に、その後のキャリアにも大いに活かせます。

 

 

給料などの待遇がいいことが多い

新規開業はオープン日が決まっているため、
店側はそれまでに薬剤師やスタッフを集めなければいけません。

 

募集のリミットが決まっているため、給料や休みの条件交渉がしやすく、
希望が通りやすいということがあります。

 

 

新規立ち上げ経験ができる

新規にお店を立ち上げる過程に携われる機会はとても貴重です。
特に将来、独立して自分の店舗を持ち鯛を考えている人には、
ノウハウを学ぶのにこれほど絶好のチャンスはありません。

 

独立を考えていなくても店舗運営や新規薬局のオープンに向けた仕事をすることで、
キャリアの幅を広げることが可能です。

 

自分たちの手で新規店舗を立ち上げていくのは、
とてもやりがいのある楽しい仕事になるのではないでしょうか。

 

 

新規薬局のオープニングスタッフとして働くデメリット

 

仕事量の予測がたてづらい

新しくできた薬局は、オープンしてみないと
1日の処方せん枚数が定まらないといったことがあります。
また、開業前の予想通りになるとは限りません。

 

思ったより処方せん枚数が多く残業が発生したり、
逆に処方せん枚数が少ないと安定した経営が続けられなくなる可能性もあります。

 

 

閉店のリスクを考えた場合、大手調剤薬局チェーンの新規店舗であれば、
安定しやすい傾向があり、集客面でも安心です。

 

人員の異動などで増員、減員もできるため、
すぐに閉店となるリスクが低く、安心してキャリアを築いていくことができます。

 

オープニングスタッフを狙うときは、
どういった会社が運営しているかを確認し、安心して働ける職場を選びましょう。

 

 

どういったスタッフと働くかが事前にわからない

オープニングスタッフの場合、
事前に店舗を見学したり働いている薬剤師と会うことができません。

 

いざ働くことになってから、薬剤師やスタッフを知ることになるため、
事前情報が入手できないことがあります。

 

 

入職のタイミングが合わせにくい

新規開業の場合オープン日が決まっているため、入社日もそれに合わせて設定されます。
在職中の場合、期間が短いとタイミングが合わせにくいこともあるため、
早めに求人情報を集めておくことをおすすめします。

 

 

求人が少ない

新規にオープンする薬局はそれほど多いわけではありません。
しかも、自分が希望する地域で見つけるとなると、
すぐに見つからないことが多いため、少し範囲を広げて探す余裕が必要です。

 

 

調剤薬局のオープニングスタッフ求人を見つけるには

 

先程もお伝えしたように、新規オープンする薬局の求人は多いわけではありません。
また、オープニングスタッフ求人は非公開求人になっていることがほとんどです。

 

なぜなら、薬局側はライバル会社に新規開業の情報を知られたくないため、
開業準備は水面下で進められています。

 

そのため、転職サイトのホームページで「オープニングスタッフないかな」 と
求人を探しても出てこないことが多いのです。

 

 

新規開業のスタッフ求人の情報を知りたい場合は、
転職サイトのコンサルタントに聞いてみることです。

 

 

転職サイトは、企業側から新規オープンの薬剤師募集の依頼を受けると、
登録している薬剤師に直接案内していきます。

 

事前にコンサルタントにオープニングスタッフ求人に興味があることを伝えておけば、
チャンスを逃すことなく、教えてもらえるので確実です。

 

 

また、新規店舗で気をつけなければいけない閉店のリスクについても
転職サイトのコンサルタントに事前に確認するようにしましょう。

 

薬剤師転職サイトの中でも「ファルマスタッフ」は、
調剤薬局の実績が豊富で、広いネットワークと情報量があるので、
ここは、まず聞いておくことをおすすめします。