「薬剤師の仕事がつまらない」理由と解決のためにできること

「薬剤師の仕事がつまらない!」と悩む薬剤師さんへ

 

 

こんにちは。某大手調剤薬局で薬局長として働いています。

 

薬局長という立場上、多くの薬剤師の悩みを聞いてきました。

 

その経験を活かして、薬剤師さんの悩みに対する解決法を紹介しています!


薬剤師として就職したけど、「仕事がつまらない」
「毎日退屈で仕方がない」、「面白くない」と感じている人が多いのではないでしょうか。
現場の薬剤師からよく聞く悩みです。

 

 

薬剤師の仕事は安定していてお給料もいいと羨ましがられることがある反面、
実際働いている薬剤師は「仕事がつまらない」ということに悩んでいます。

 

 

仕事している時間は人生の大半を費やすものです。
その仕事がつまらないものとなってしまうのは、非常にもったいないことです。

 

 

薬剤師の仕事がつまらないと感じてしまうのは、どうしてなのか。
また、その場合の解決策はどうしたらいいのかをまとめました。

 

 

 

 

薬剤師の仕事はどうしてつまらないのか

 

同じ作業の繰り返し

 

薬剤師の仕事は主に、
「処方せんのチェック」→「調剤」→「服薬指導」の流れを繰り返し行っています。

 

ルールに従って、淡々と行うのが薬剤師の仕事であって、
新しいアイデアや自分勝手な行動は必要ありません。
むしろルールを破って、何かを創造するようなクリエイティブなことは許されません。

 

 

いわゆるルーチンワークです。

 

 

「ミスなく調剤する」「患者さんに必要事項を伝える」これらのルーティーンワークを
コツコツ毎日繰り返す事が薬剤師の仕事なのです。

 

「一日中、調剤・監査・投薬の繰り返しで
自分がロボットのように感じることがある」という薬剤師さんもいます。

 

同じ作業を毎日もやるわけですから、単調な日々に刺激がなく退屈でつまらなくなり、
やりがいを感じられなくなってしまうのも無理はないのかもしれません。

 

 

何かをやり遂げたという達成感がない

薬剤師の仕事がつまらないと感じる理由として
達成感を感じられないということがあるのでは、ないでしょうか。

 

 

例えば、ゲームやスポーツなどでも、目標やゴールがあるからおもしろいのです。
それを達成するために夢中になれるものです。
夢中になっている時には、
「やる気が出ない」「モチベーションが上がらない」なんて感じることはないはずです。

 

目標もゴールももなく、ただやり続けなさいと言われたら
好きなゲームもスポーツも、きっと面白くなくなるのではないでしょうか。

 

 

一般的なサラリーマンの仕事でも
プロジェクトを成功させるために、チームが一丸で取り組んだり、
立ちはだかる困難に、工夫したり頭を悩ませることで一喜一憂があるものです。

 

 

調剤業務は、何かをやり遂げたとということがありません。
目標設定なく同じことを延々と繰り返していれば、
「つまらない」と感じるのは、人として当然の感情なのです。

 

 

自分で処方を考えるわけではない受身の仕事

 

薬の処方権は医師にあります。
薬剤師は、医師の出した処方箋に従って、調剤するのが仕事です。
薬剤師自身が患者さんの治療方法を考えたり、お薬を提案したりできるわけではありません。

 

薬剤師は医師の処方せんに基づいたお薬を患者さんに渡し、
飲み方や注意事項を伝えることが仕事です。
主体的に何かを考えて行う仕事が非常に少ないことがわかります。

 

 

もちろん処方箋の内容に間違いがないかチェックを行い、
疑問点があれば疑義照会を行います。
実際は疑義照会をしても医師の対応が悪く落ち込んだり、
患者さんからは「余計なことをするな」と起こられたりすることもあります。

 

患者さんから「この薬を飲んでも効かないから変えて欲しい」と言われても
薬剤師にはどうすることもできない。
また、医師の処方内容に口出すこともできない。

 

そういったジレンマの中で「薬剤師の仕事って何なんだろう…」
と考えてしまうのも無理のないことだと言えます。

 

 

薬剤師の存在価値を感じられない

服薬指導は、患者さんが適切にお薬を飲めるように伝えたり、
薬による副作用などのリスクを回避するための重要な薬剤師の仕事です。

 

しかし、服薬指導を嫌がる患者さんは少なくありません。

 

病院で待たされ、薬局で待たされ、
イライラして急いでいるのから「薬さえくれればいい」といったことや、
「医師から説明を受けているから薬剤師からの説明はいらない」と言われることもあります。

 

 

多くの患者さんは、「薬はただ飲めばいい」という考えで、
薬剤師はただ薬を渡す人という認識であることが根本にあるのかもしれません。

 

薬の相互作用や副作用のリスクについて理解できる患者さんは少なく、
薬剤師の服薬指導は患者さんを薬のリスクから守る
重要な仕事であるという認識がほとんどありません。

 

 

また、医師からも薬剤師の服薬指導に対して
「患者さんに余計なことを言わないように」と言われてしまうと
もうどうしようもありませんよね。

 

そのような状況下では、薬剤師として仕事に対するモチベーションが
下がってしまうのも無理はありません。

 

 

同じ環境で長年働き続けている

薬剤師の職場は、サラリーマンなど会社員と比較すると、
転勤や移動が少なく、同じ薬局や病院で、ずっと働いているという人が多いです。

 

しかも、職場の人間関係もせまく、
何年も働いていれば、新しい刺激もなくマンネリ化してくるのは当然のことです。

 

 

社会人になると、学生時代のように数年すれば今の環境を卒業し
新しい環境になり、新しい人間関係ができるということもありません。

 

自分から一歩踏み出さなければ、
ずっと今の環境で、同じ毎日の繰り返しです。

 

薬剤師の中には、同じ職場の閉塞感を打破するために
新しい環境を探す活動をする人も少なくありません。

 

いきなり転職となるとリスクがあるので、
副業でアルバイトとして、今の職場以外の環境を体験するなどです。

 

薬剤師はまだまだ人手不足のところも多いので、
週に数時間だけでも来てほしいという店舗はたくさんあります。
平日の仕事終りや休みの日に数時間だけ別の店舗で働いてみると
新しい環境や出会いがきっと刺激になるはずです。

 

 

人間は、常に新しい環境を求める生き物です。
自ら動いて、新しい環境を探しに行くことも必要なのかもしれません。

 

 

仕事がつまらないのは薬剤師だからではない

 

自分が本当にやりたい仕事をしている人は、多くはありません。
就職活動をする中で、なんとなく今の職場を選んだ人も多いでしょう。

 

薬剤師の場合は、特にその傾向が高く、
薬学部を卒業した人のほとんどが調剤に関わる仕事につきます。

 

周りの友達も調剤や病院に就職するし、
求人もたくさんあり就職しやすいから、なんとなく今の職場に就職したという人が
多いのではないでしょうか。

 

就職活動をしなかったので、他の選択肢がわからなかったという人もいるかもしれません。

 

好きでもない仕事や興味のないことをやっていると
つまらないと感じてしまうものです。

 

 

「仕事がつまらない」という感情は
現状を変えたいという心のサインかもしれません。

 

 

幸いなことに薬剤師の仕事は、調剤以外にも
製薬会社のMR、研究開発、学術、品質管理、医薬品卸会社、化粧品メーカー、CRO、
メディカルライター、麻薬捜査官、保険所、自衛隊など様々な分野での活躍の場があります。

 

 

もし薬剤師として行き詰まりを感じているのなら、
「転職するかどうかを考えるための転職活動」をしてみてはどうでしょうか?

 

 

 

 

自分で行動しない限り、「仕事がつまらない」現状が変わることはありません。
つまらない仕事が、ある日突然面白くなることないのです。
すべては、小さくても自分の行動からです。

 

 

今すぐ転職する必要はありません。
まずはどういった仕事があるのかをプロのコンサルタントに聞いてみるのです。
その中で、「ちょっと気になる」というものがあれば、
具体的に会社のことを聞いたり、仕事内容を教えてもらいましょう。

 

 

今の職場の方がましだなと思ったら、
それ以上何もしなければいいだけです。

 

今の仕事を続けながらアルバイト先を探したいという場合も相談すれば、
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ぜひ一度相談してみてください。

 

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