仕事量が多くてもう限界、薬剤師の悩み

仕事量が多くてキャパオーバー!薬剤師の悩み

 

 

こんにちは。某大手調剤薬局で薬局長として働いています。

 

薬局長という立場上、多くの薬剤師の悩みを聞いてきました。

 

その経験を活かして、薬剤師さんの悩みに対する解決法を紹介しています!


今の職場での仕事量が多い…と感じている薬剤師も多いのではないでしょうか。
仕事量のバランスは非常に難しく、暇すぎてもつらいですし多過ぎても苦しいものです。

 

 

ただ、いくらやっても仕事が終わらない、
仕事量が多くキャパオーバーで精神的につらいなら要注意です。

 

 

仕事量が多くて、つらい、辞めたいと考えている人は、
ひとりで悩み体調を崩す前に一度考えてみてください。

 

 

 

 

仕事量が多い薬剤師の職場

 

今の職場が、仕事量が多く忙しすぎる、
残業続きで疲労困憊になっているという人も多いのではないでしょうか。
仕事が多すぎると感じる場合、どういったことが原因なのかを考えてみる必要があります。

 

 

仕事量が多いと感じる原因

  • 仕事量のわりに人手が少ないため、毎日のように残業が続く
  • 投薬をしない薬剤師がいるので、自分のばかり忙しくなる
  • 仕事に偏りがあるが、周囲が手伝ってくれない
  • 無駄な仕事が多く、時間内に仕事が終わらない

 

そもそも適正な仕事量は個人差もあり、一概に決めるのは難しい面もあります。
しかし、どうやっても仕事が終わらない場合や、
周りから見ての明らかに仕事が一人に集中している場合などもあります。

 

 

仕事量が多くキャパオーバーでつらくなってしまったり、
ストレス状態が続き体調を崩してしまっては意味がありません。

 

 

また、仕事が忙しく余裕がなくなるとミスをしやすくなります。
薬剤師は患者さんの命にかかわる仕事であり、
調剤ミスなどがあってからでは取り返しがつきません。

 

 

まじめな人ほど、周りに助けを求めることが甘えなのではないかと考え、
無理に頑張ってしまうものです。
周囲の協力が必要な場合もあります。
ひとりで無理する必要はありませんので、ゆっくり客観的に考えるようにしてみましょう。

 

 

薬剤師の職場での仕事量が多い場合の対処法

 

仕事が多くキャパオーバーになってしまう場合、なんらかの原因があるはずです。
自分で解決できる原因もあれば、
自分ではどうにもならず周りの協力が必要な場合もあります。

 

どのようにすれば、仕事量の負担を軽減できるのか対応策を考えてみましょう。

 

 

上司や管理薬剤師など立場が上の人に相談する

 

上司や管理薬剤師と言えども
すべての仕事状況を把握できているかというと必ずしもそうではありません。
現場の薬剤師に仕事を任せる風潮がある場合、把握しようしていない、
出来ないということもあります。

 

 

人手不足が原因である場合は、増員をお願いしてみる。
仕事の負担に偏りがある場合は、仕事のやり方を考えてもらうなど相談してみましょう。

 

 

上司の役割の1つは、部下のマネジメント、管理責任です。
部下が仕事量の負担を理由に退職したいと言ってきたときには、
上司の責任でもあります。

 

 

仕事が多過ぎることを相談できない人は、
「わがままと思われるのでは」、「仕事ができないと見られるのでは」
という思いがあるかもしれません。
しかし、無理を続けて仕事に行くのがつらくなったり、ミスをしたり、
体調を崩してしまうのはよくありません。

 

 

周囲を巻き込む

 

仕事は基本的にチームプレーで行います。
自分は手一杯の状態であっても、少し余裕のある人もいるかもしれません。

 

薬歴がたまっているなら、投薬を他の薬剤師にお願いしてみるなど、
なるべく一人で抱え込まず、周囲の人にもお願いしてみましょう。

 

 

その際、自分にどのくらい負荷がかかっているか説明する必要もあるかもしれません。
人は持ちつ持たれつですので、
他の人が大変なときは助けてあげるなど協力体制ができることが理想的です。

 

 

完璧主義にならない

 

仕事が手一杯になってしまう人の中には、完璧主義までいかなくとも、
何事にもやり過ぎて手の抜きどころがわからないということがあります。
薬剤師の仕事はもちろんミスが許されない仕事ですが、
効率よくできることがないかなどを考えてみるのもひとつです。

 

また、自分がやらなければという責任感が強いために、
社内での信頼が厚く頼られるのですが、その一方で仕事が集中してしまいます。

 

素晴らしいことではありますが、自分のキャパを超える仕事を抱えてしまい、
体調を崩したり精神的に辛くなっては仕事が嫌になっては逆効果です。

 

 

どうしても仕事量の多さが改善されないとき

 

いろいろな対処法を紹介しましたが、
いろいろ行動を起こしても改善されないこともあると思います。

 

「上司がわかっていても何も対応してくれない」「人手不足が解消しそうにない」
「周りの薬剤師が全く協力的でない」といったケースなどです。

 

 

そんな場合は、転職し職場を変えることをおすすめします。
そのような職場はあなたの負担が大きくなるだけで、一向に変わらないでしょう。
そのせいで、体調を壊したり、精神的に辛くなっては意味がありません。

 

 

 

 

忙しい職場で働きながら転職活動をするのは大変ですので、
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