年収交渉はしていいの?意外と知らない薬剤師の転職マナー
ライバルの求職者も多いこの時期は、応募が殺到するため、少しでも早く活動を始めることをおすすめします!
転職で成功するか失敗してしまうかは、薬剤師としてのスキルもありますが、
それ以前に転職活動中のマナー違反によるものもあるのです。
知らず知らずでやってしまったり、「ついうっかり」を放置していると、
せっかくの転職成功のチャンスを自ら手放すことになりかねません。
意外と知らない転職にまつわるマナーをまとめています。
転職活動の際に参考にしてみてください。
薬剤師の転職マナーって?
転職活動は、面接だけが本番ではありません。
書類送付や応募の段階からあなたがどんな人なのかは見られています。
とりあえずの応募だから「まぁいいや」と気を抜いていい加減な気持ちでやっていると、
後で後悔することにもなりかねません。
応募段階から選考は始まっていると考え、常に気を引き締めておこないましょう。
特に、失敗が多い点をまとめました。
転職活動中に何社も受ける場合、毎回履歴書を書くのは時間も労力もかかり大変です。
そんなとき、「返却された履歴書を使いまわそう」と考える人もいるかもしれません。
修正液で日付を書きなおして書きなおしたり、日付を空欄にしている人もいます。
採用担当者は履歴書の使いまわしは、まず見抜かれるのでやめましょう。
志望動機などを変えずに使いまわすと
「本気でうちの会社に入りたいのか?」と疑われても無理はありません。
修正した履歴書や使い回しと分かった時点で、
「一般的な最低限の常識がない」と判断され、不採用になることが多いです。
修正があったり、汚れた履歴書を使うことは、マナー違反である上、
あなた自身の損になってしまいます。
手間を惜しまず、きちんと毎回手書きで丁寧に書きましょう。
面接の中で企業側から「希望の給与額」という質問を受けることもあると思います。
この質問の意図としては、次のようなことがあります。
- 前職でのあなたの評価を判断するため
- 採用した際の給与額の基準のため
高い年収をもらえるに越したことはないと思いますが、
あまりにも高額を要求するのは、おすすめしません。
また、経済的な理由や個人的な理由を希望給与額の根拠にするのはNGです。
給料は、あなたの能力、経験、また周囲とのバランスにより決定されるためです。
こうしたことを踏まえて、希望年収を聞かれた時は、
「前職では、年収○○円でしたので、下回らない金額を希望します。」
といったように応えるといいのではないでしょうか。
採用をもらってもお断りするケースももちろんあると思います。
より自分の希望にあった企業や病院から内定をもらったら、
そちらを選ぶのは仕方のないことです。
大切なのは、内定辞退の仕方です。
内定通知後に連絡が途絶える人も少なくありません。
全く何も連絡せずに放っておくのは、マナー違反です。
求人側もあなたを採用するために、
時間と手間をかけて面接時間を作ってくれていることを忘れてはいけません。
あなたが内定辞退することで、別の薬剤師を採用しなければいけないこともあるでしょう。
薬剤師の業界は狭いものです。
また、何かのタイミングでお世話になったり、関わることがあるかもしれません。
きちんと事情を説明してお断りするようにしましょう。
就職する、しないに関わらず、
お互い気持ちよく関わることができるように最低限のマナーは守るようにしましょう。
転職マナーを知らない薬剤師も多い
転職が初めてで、自分がきちんとマナーを守れているか
自信がなくて不安という薬剤師も多いです。
転職にまつわるマナーを知らなくて、
「ついうっかりやってしまっている」という薬剤師も少なくありません。
本人に悪気はなかったとしても、
採用面接官に与える印象が悪くなることには変わりありません。
せっかく希望する求人先なのに、
マナー違反で心象が悪くなるのは非常に残念なことです。
同じスキルの薬剤師でもマナーがないだけで不採用になってしまうのは、
もったいないですよね。
転職に関するマナーを知っていれば、採用率は大幅にアップします。
転職を成功させるためには、転職サイトを利用することです。
転職サイトのコンサルタントに相談すれば、履歴書の書き方から面接の受け方、
内定辞退の方法まで、転職活動にかかわるあらゆることを教えてもらえます。
年収交渉についても、あらかじめコンサルタントに希望年収を伝えておけば、
面接の場でさりげなく採用担当者にアピールしてくれることもあります。
面接の場では話せなくても、内定後に条件面で交渉してくれることもあるので、
あなた自身で交渉するよりスムーズですし、
あなたの心象を悪くすることなく条件交渉を進めてもらえます。
コンサルタントは転職のプロです。求人先の面接担当者から、
薬剤師のマナー違反の情報も聞いています。
どういった点に注意すればいいかは把握していますので、ぜひ相談してみましょう!