仕事に行きたくない、眠れない、泣くなどうつと感じる新人薬剤師

仕事に行きたくない新人薬剤師の悩み

「会社に行きたくない」という気持ちは、誰でも一度は思ったことがあるでしょう。

 

私も一度や二度ではありませんでした。

 

仕事に行きたくなくて泣けてくる、会社に行こうとすると体調が悪くなる…
そういった深刻な症状がある場合、うつ病の可能性もあります。

 

ただ、会社をさぼりたいという甘えなのか、うつ病なのかを理解するようにしましょう。

 

 

うつ病になる手前のサイン?

 

会社に行きたくないのは、うつ病のひとつであるかもしれません。
うつ病は「誰がいつなってもおかしくない」と言われるほど、身近な病気です。

 

一方で、うつ病のサインは、自分ではなかなか気付きにくいので見過ごされがちです。
うつ病の治療には、「早期発見」「早期対応」がとても大切になります。

 

気付きやすい「ポイント」を紹介しますので、一度自分でもチェックしてみてください。

  • 身体がだるく疲れやすい。疲労感が抜けない
  • 食欲がない、食べても美味しくない
  • 気分が落ち込んでいる
  • 首すじや肩がこる
  • 息がつまって苦しくなる
  • 朝早く目が覚める、夜中に目が覚めて眠れない、寝つきが悪い
  • 何事にも興味がもてない
  • 遅刻や欠勤が増えた
  • 会社に行きたくない
  • 人との接触を避けるようになった
  • ミスが増えた

 

該当するものがあっても落ち込まないで大丈夫です。
対策を練れば解消できるはずです。

 

対処法を見ていきましょう。

 

 

会社に行きたくないときの対処法

 

休日の過ごし方を変えてみる

会社に行きたくないのは、月曜日など休みの日の翌日が多いのではないでしょうか。

 

土曜日や日曜日は疲れているからと寝たり起きたりを繰り返してしまったり。
そのような状態だと、なかなか疲れも取れません。

 

日差しを浴びることによって、気分をよくする効果があります。
気分が晴れやかになると明日から頑張ろうという気持ちが生まれるはずです。

 

身体を動かしたり、散歩をするなどのリフレッシュや気分転換も効果的な方法です。

 

会社に行きたくない理由を誰かに伝えてみる

同居している家族がいるなら、気持ちを伝えてみてはどうでしょうか。

 

話してみると、なぜ会社に行きたくないのか自分の本当の気持ちに気付くこともあります。
行きたくない理由が判明すると、どう向き合っていいくかを考えることができます。

 

また、誰かに聞いてもらうことで気持ちがすっきりすることもあり、
気分が落ち着くかもしれません。

 

 

自分を責めない

 

会社に行けない自分を責めたり、罪悪感を感じる必要はありません。
元気にバリバリ仕事をこなしている人だって、同じような気持ちになることがあるはずです。

 

完璧な人はいません。みんないろんなことに悩んでいるものです。
自分だけではないことをぜひ知っておいてください。

 

 

どうしてもつらくて涙が出てくるとき

 

会社に行きたくない、仕事に行くのがこわいという気持ちが強く、
どうしてもつらい場合は、心療内科などの専門医に相談しましょう。

 

病院から診断書があれば、休職を申請することもできます。

 

うつ病は誰でもかかる可能性のある病気です。
「早期発見」「早期対応」が大切ですので、
ツライ場合は心療内科に行くようにしましょう。

 

 

もしくは、転職で環境を変えてみるのもひとつの方法です。
会社に行きたくない原因が、人間関係や職場環境にある場合、
転職することで症状が大きく改善することがあります。

 

ただ、その場合は自分一人で考えないようにしましょう。
また同じことを繰り返してしまうのではないかという恐怖心もあるかと思います。

 

冷静な判断も出来ない場合もあるので、
ひとりで悩まず信頼できる転職サイトに相談してみましょう。

 

コンサルタントは、今の転職市場の動向も把握していますし、
スムーズな退職の仕方や求人先との調整も行ってくれます。

 

ぜひ、一歩を踏み出してみてください。
きっと改善策が見つかるはずです。

 

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